設計の力で地域課題に取り組む!
設計や建築には、まちを変える力があります。
設計して終わり、家を建てて終わりではなく、まちづくりと設計を組み合わせた建築設計事務所の担い手となれ!
募集要項
このプロジェクトについて
■農村地域の設計事務所です
eu建築設計は、神戸市北区淡河(おうご)町という農村地域に事務所を構えています。
木をふんだんに使い、太陽光を家の中に自然な形で取り込むような設計から、江戸時代から残る地元古民家の改装計画まで、幅広く設計をしています。
■農村地域に広がる課題
淡河町も、全国の農村地域と同じく、少子高齢化の波が押し寄せています。空き家なども増え続けており、活用したいものの法律や条例の面で難しいこともあり、地域に元気がなくなってきているのが現状です。
■まちづくり団体の立ち上げ
そんな中、2011年に、地域の有志メンバーで『淡河の明日を考える会(通称:淡河ワッショイ)』を立ち上げました。20代から50代までの多世代が集まり、奥さんが子育てしたい町として選んでくれるようにしようというミッションを掲げ活動してきました。学校の校庭を芝生に張り替えたり、昔ながらの夜市を復活させたり、江戸時代から続く古民家を改装してコミュニティスペースにしたりと多岐に渡って活動が広がっています。
■地域の課題に、設計の力で挑む
これらの活動には、設計の力が必要です。住居の法律面のこと、改装プラン、そして事務能力。ただ家を設計して終わりではなく、設計を通じてまちを再構築していく。そんな設計にもまちづくりにも興味がある欲張りな方を募集しています。
募集対象 | 大学生 | 期間 | 短期(3週間~2か月), 長期(3か月以上) | テーマ | まちづくり, ものづくり, 地域, 建築・住・リノベーション | 職種 | デザイン | 活動支援金 | あり | 仕事内容 | ①設計業務のお手伝い 設計に関する模型作り、図面引きなどを右腕として担ってもらいます。これまで学校で学んできたことを活かして実務経験を積んでいきます。 ②建築現場でのお手伝い 新築、空き家活用、古民家再生などさまざまな現場に足を運び、実測調査、現場監理、セルフビルドのサポート等の業務の補助をしてもらいます。 ③地域課題の調査、仮設検証 地元淡河町全体を見てもらいながら、地域で生活している人の状況や環境をヒアリングしていき地域の課題を知る機会を作ります。そして全国の事例を調べたりしながら、「設計」という武器を使って取り組める地域の課題解決の仮説を検証していきます。 ④まちづくり団体への会議やイベント等への参加 メンバーを務めている淡河の明日を考える会(淡河ワッショイ)というまちづくり団体や、古民家保存会の会議への参加を通じて、どのような取り組みをしているのか知り、新たなアイデアを模索し提案していきます。 |
期待する成果 | ■建築士のアシスタントとして、設計監理の仕事を理解し業務を滞りなくサポートできる状態になること。 ■地域課題に対して、解決への仮説と提案ができる状態になること。 |
得られる経験 | ■設計建築事務所の業務経験全般 ■設計とまちづくりを絡めた実践経験 |
対象となる人 | ■将来建築士を目指しており、現場経験を積みたい人 ■まちづくりや地域づくりに関心がある人 |
活動条件 | 【活動頻度】 夏期休暇中週3日24時間以上、学期中週2日16時間以上の勤務時間が確保できること 【活動時間】 9:00~17:00 【活動場所】 eu建築設計 神戸市北区淡河町勝雄369 【条件】 ・CADを扱えること |
活動場所 | 申し込み方法 | 下記のフォームよりご連絡ください。 https://goo.gl/wKGJ4I KOBEインターンの職員よりご連絡させていただきます。 |
インターン生へのメッセージ | 代表者 村上隆行 建築設計に興味がある人、まちづくりに興味がある人、どちらかを専門的に取り組みたいと思う人が多いかもしれません。でも、これらはいろんな場面で絡まり合うことが多く、それぞれの分野を行き来できることは、とても大事になってきていると思います。 自分が設計した建物は、その場所の風景の一部として永くあり続けてほしいと思っています。そんな建築を生み出すためには、クライアントと設計・工事に携わるたくさんの人々が理解し合い、互いを尊重し合い、同じ目標に向かって力を合わせることがとても重要です。その目標をデザインの力で示すことが設計の大事な役割です。 さらに言えば、どんなに立派な設計図を描いても関わる人々との信頼関係が築けなければ望むような成果は得られません。 それは、まちづくりのプロセスにおいても同じで、地域を正しく理解し、豊かな未来図を示すことが出来れば、同じ気持ちを抱く人々が互いにつながりあい、大きな力を生み出すことが出来ると思います。 建築やまちづくりに関わっていると、日々のあらゆるモノやコトが関心の対象になります。学生の時期にそんな体験を積み重ねると、世の中の見え方が変わってくるかも? 好奇心旺盛な学生さんをお待ちしています! |
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